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猫の黒色メラノーマ

夜な夜な走り出しました、中村です。しかし今までダルダルの奴が急に走り出したもんだから今小鹿のようになってます足。

似たような症状の猫を飼ってる方の参考になればなと思いまして

私ここ一月ほど実家に帰っておりまして、何故かと言いますと飼い猫はなちゃんに病気が見つかった為です。

最初の異変は詳しくは覚えていませんが一年も前では無いと思います。はなちゃんの右眼に黒い染みがポツポツ出始めました。

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これは去年10月の写真です。分かりますかねー右眼の眼球の縁に黒い染みがあるの。

最初は加齢による染みか?と思いましてはなちゃんも特に変わった様子もなくこの段階では病院には連れてかず何だろなーと家族も経過を見ておりました。

しばらくするとぼんやりと眼球が白く濁ってきたようになりました。はなちゃんは2歳ぐらいの頃風邪で同じように眼球が白く濁った事があるのでそれかしら?と思いこの辺りで病院を受診。しかし原因が分からず、その時は色々な可能性を告げられはしたものの、どの症例であってもまだ判断が付かないという事でしばらく月1での検診を勧められましたので以後そのように。ちなみにこれが多分去年の年末です。

そして1月半経った頃ある日突然まっ茶っ茶になり慌てて病院に連れて行き検査をしたのですが数値的には異常は無く、やはり色々な可能性を示唆されたもののまだ判断が付かずその時は炎症止めの目薬を貰って帰宅。その後目薬で元に戻ったので良かったな~と胸をなでおろす中村家。

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これが今年の2月ぐらいのはなちゃん。茶色いの分かりますかね。

その後目が茶色になったなと思ったら母が目薬をさしていたそうなのですが(私は仕事場へ)4月の検診に行った母が獣医から目が盛り上がって来ていると言われたと連絡が。も、盛り上がっている…?一番最初の検診で写真を撮っていたそうなんですが、その時と比べて中が盛り上がっていると…よく見つけましたね、と言われたらしいが私たちはそもそも白く濁りだしたのを診せに行っていたので思わぬ異常に「ふぇ!?」となり…

そしてこれは黒色メラノーマの可能性がある、うちでは判断がつかないので眼科に詳しい病院を紹介するので行ってみてはどうかと…以前から腫瘍の可能性も万が一あるとは言われていましたがここへ来て急に具体名が出てきた…母にどうする?と聞かれとりあえず原稿終わったら行く!と告げ締切二日前にも関わらず泣きながら夜中にメラノーマを検索した…関係ないけど最初メラゾーマと聞き間違えてケータイゲームばかりヒットし焦る。

黒色メラノーマとは腫瘍の事で悪性であればそれは癌です。はなちゃんはまだ7歳です。そんなそんなと思いながら速攻で実家へ。

眼科の病院は車で2時間掛かる所にありましたがトイレを丸ごと車に乗せ水とカリカリを握って行ってきました。はなちゃんはとてもいい子で車に大人しく乗っていました。

診断の結果は腫瘍でした。しかも腫瘍のせいで緑内障を併発していると。りょ、緑内障!?目の濁りはこのせいだったのか…眼圧がこの時75もあり(普通は~20らしい)相当痛いはずですよ、と。触っても全然嫌がらなかったし痛がってるなんてまったく気づきませんでした…

眼科の先生は言いました「もう取ってしまいましょう」と。眼球摘出です。

診た限りでは視神経までの浸透は見られない、早急に取ってしまった方が転移を防ぐ事が出来る。逆に眼球を温存する事はご臨終を待つ事だと。

メラノーマを調べた時に眼球摘出の例もたくさん読んでいたので…最悪そうなると覚悟はしていたのですが、やはりはなちゃんの大事な一部が無くなるというという現実はショックでショックで。けど先生は猫が鏡を見て「目が無い!」と思うことは無いから大丈夫と…家族ははなちゃんの見た目を愛してる訳では無く存在を愛しているので、そりゃそうだと手術を決意しました。

猫の眼球摘出の手術自体はよくある施術らしく手術は地元の病院でする事にしました。ちなみにケンカで摘出する例が一番多いんだそう。

眼球摘出と言いましても目ん玉だけではなく、その周りの組織も一緒に取るので術後はペコっと凹むそう。ちなみにまぶたごと取るので目を瞑ってる風には無りません。もっとムギュっとなる感じ。で腫瘍が悪性か良性を調べるのに取った眼球を東京の方へ病理検査へ出すそうな。眼球ゆえ組織だけを取って検査へ…という事が出来ないので摘出後しか検査が出来ないんやて。

諸々の検査を済ませはなちゃんは手術へ…術後の写真は痛々しいので載せませんがもう心配で心配でガラス越しにへばりつく私と母。

手術してから二日後退院。一週間はウェットフードを少ししか食べずウンコも出なくて心配しましたが二週間後にはカリカリが食べれるようになりウンコも出、階段の上り下りも不自由なく出来るようになり16日で抜糸。三週間でエリザベスカラーを外しました。

ただ手術中に視神経が傷ついてしまったようで残った左の眼の視力が落ち瞳孔が常に開いてる後遺症が残ってしまいました。これは事前に危険性を説明されてましたし先生の長い獣医生活の中でも症例は1つだと言われてまして、これはもう個体差の運だったと思っておりますので先生を責める気はありません。日常生活には支障なく見えているようですし、たまに瞳孔がキュっと縮んでる事があるので経過を見ます。

今は元気に走りまわっているそうです。(私はカラーが外れた時点で泣く泣く戻った)

病理検査の結果はやはり黒色メラノーマで悪性の腫瘍でした。深い浸透は見られないもののそれでも転移率は60%だそうです。抜糸の時点で抗がん剤治療を始めるそうですが家ではそれはやらないつもりです。色々あるでしょうがはなちゃんには少しでも長くノビノビ暮らして欲しいのです。転移の検査は定期的に受けます。

検査、入院、手術など諸々にかかった費用は全部でざっと8万円ほどです。病院独自の保険で7割負担なので保険抜きなら10万ぐらいでしょうか。

染みがあるな~と思い始めて手術まで1年ありませんでした。眼科の先生にも言われましたが、よく見つけたね、と。あれ?と思われてる方いらっしゃいましたらこのような事もありますので早めの受診をお願いします。

ちなみにはなちゃんは幸い?な事にちょうど白毛と黒毛の境目に目がありましたんで寝てるとあんまというか全然分かんないです…はやく毛がポワポワになれ~

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コメント

先生こんばんは。お久しぶりです。
猫ちゃんの記事読んでいて心配になりましたが手術して回復に向かっているようで安心しました。早く元気になってほしいですね。愛情があってこその早期発見ですね。猫ちゃんは幸せだと思います。私も昔、ペット(リス)を飼っていて家族のように思ってました。
ニブンノワン王子、最終回が近いということで改めてコミックス1巻から読み返したいなと思ってます。最終回読むと終ってしまうと寂しくもなりますが楽しみにしてます。
私はというと久しぶりに投稿漫画を描き、持ち込みに行こうとしてます。漫画のネームって大変ですね;

投稿: 水篠 | 2014/05/19 20:37

こんなに遅くなってのコメントで申し訳なく思いますが、
どんなに心を痛められたかと思うと。。
せめて一言と考えたのですが、家にいたのは金魚ぐらいだったので、
かける言葉がみつかりません。

ただ、「見た目を愛してる訳では無く存在を愛している」と
家族みんなで思えることが、いいなと思いました。

大変な出来事でしたが、元気で長生きしてくれるよう、
そして毛のポワポワが良い具合になるよう願っています。

投稿: ちぐさ | 2014/06/05 22:58

★★★水篠★★★
水篠さんこんばんわ~
はなちゃんのご心配ありがとうございます~
術後1月以上経ちましたがはなちゃんは元気です。
元気にトカゲを捕まえてくるくらいです…
リスってペットショップに売ってたりするのかしら??
やー私も1巻から読んでみたんですけど絵が違いすぎて砂吐きました…お前誰だ…ジンなのか
投稿作品どうですか?涼しい今の内に完成させたいところですねぇ。漫画はネームがハマってるとそこからは早いですからね!ネームが命!頑張って下さい!


★★★ちぐさ★★★
ちぐささんこんばんわ~
いやーなんかはなちゃんはずっと元気で最後はお家で天寿をまっとうするんだ~
と漠然と思ってたので今回ペットを生涯飼うという厳しい現実に初めて気づかされました。
金魚うちにもおったな昔。お祭りですくったのがフナぐらいまで大きくなった。
なんか手術して甘えん坊になったのか母の膝によく乗ってるそう。ギリィ羨ましい!!
もう術跡もふさがりポワポワです~

投稿: 世子 | 2014/06/15 23:26

ポワポワ心底よかったです!
甘えん坊さんなはなちゃんも、トカゲを狩るはなちゃんも
どっちも良いですね。そして、獲物が黒いアレでなくて良かったです。

投稿: ちぐさ | 2014/06/26 22:53

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