友人に誘われて黒色すみれさんという女性ユニットの演奏を聴きに行ってきただよ、中村です。大正ロマネスクのようで不思議な感じでござんした。
日記タイトルはこれです
小説です
初版が昭和55年の古いこの本は私が高校生の頃、古典の先生に貰った物です。
パーだった世子さんですが古典漢文の授業だけは凄い好きで、必要も無いのにこれだけ予習をして毎回授業を楽しみにしていたものです。ちなみに現文はそんなに好きではなかった。
まー何でそんなにハマってたかというと、元々好きなのもありますが担当した先生がとても良い声の持ち主でございまして…明瞭な声で読まれる流れるような古文の原文…はいコロリ。みたいな。教え方も上手だったんだよなー
学生がある教科に興味を持つって先生の教え方たるやに一つあると思いまっせ。全国の先生頑張って下さい。
そいでまあ授業はウキウキで受けてましたけど地味な生徒だったので特別先生と仲良かった訳でも無いのですが、高校卒業間近の時にフラッとこの本をくれたのですよね。学生の時に読んでたんだよーと。
本当なんでくれたか今でも謎なんですけど、たまたまでしょうなあ。本当にフラッとやっちゃったーみたいな。ラッキーです。
頂いたからには読まねば!と小説の紹介文読んだら、学生運動の話な訳ですよ。当時でも今でも学生運動なんて早稲田が水攻めにあってたぞ…ぐらいの連想しか出来ない、ピンと来ない物でありました。
そんなもんですから何で学生運動やねーんとイマイチ興味が湧かず今の今まで読まずに早幾年………先生本当スイマセン
しかし最近この本が妙に頭をちらつき出しましてですね。折角頂いた本を読まないままへの後ろめたさなのか何なのか…それとも今僕って何状態なのか…;
気になるって事は読む時期なのかしらと思って本棚から引っ張り出してきました。
ああぁ栞もチラシも当時のまま大事に挟んであります。失くさないようにせねば。
先生ー!遅くなりましたが今読みまーす!
I田先生は元気かなあ。私は漫画家になりましたよ。へへ。
皆さんも大事にされてる本ありますかー?